Bluetoothトランスミッター400-BTAD011をマザーボードのUSB端子給電で使う

目的

数少ない(?)apt-X LL(Low Latency)に対応したサンワサプライBluetoothトランスミッター(型番:400-BTAD011)を,マザーボードのUSB端子給電で使うための機材を記載する. 少なくとも私の環境では,BluetoothトランスミッターをマザーボードのUSB端子に直結すると,電源ノイズを拾ってしまい全く使い物にならない*1

結論

BluetoothトランスミッターとマザーボードのUSB端子間にUSBアイソレーターを挿入して,USB端子の電源ノイズを低減することで,マザーボードのUSB端子経由で給電しても問題ないレベル(ノイズが気にならない)で使用できるようになった.

ただし,このUSBアイソレーターにはケースに厚みがあるので,マザーボード裏のUSB端子には物理的に挿入できない*2ため,短いUSB延長ケーブルを使っている.

使用機材3点セット

名称 規格 製造会社 備考
Bluetoothトランスミッター
400-BTAD011
Bluetooth5.0(Class1),対応コーデックSBC/apt-X/apt-X LL サンワサプライ 購入時5,980JPY,楽天市場のURL
USBアイソレーター
500190048
USB2.0 Hboo 購入時1,292JPY,Amazon.co.jpのURL
USB延長ケーブル
SU2-AA05R
ケーブル長5cm,USB A エスエスエーサービス 購入時382JPY,Amazon.co.jpのURL

その他

USBアイソレーターは以下の感じ.また,この記事ではUSB給電用に使用しているが,USBアイソレーターなのでUSB通信も問題なくできる.

USBアイソレーターの厚み 給電中のUSBアイソレーター

*1:メーカーにメール問い合わせしたが,スマートフォン等のUSB充電器にて給電くださいとの回答であった.

*2:ただし,隣接するUSB端子に何も挿入しない場合は問題ない.