(書きかけ)ASIO対応しているオーディオデバイス

目的

オーディオデバイス周りを触っていて,ASIO対応しているデバイスが気になってきたのでまとめておく.

結論

  1. Sound Blaster Z
  2. Sound Blaster Z SE(動作未確認)
  3. Sound Blaster ZxR
  4. MAYA44 eX
  5. Razer Audio Mixer
  6. GO XLR mini(動作未確認)

参考サイト

  1. GOXLR Miniを買って試してみた!! | Mamireimu Net Work's

Sound Blaster Z(Sound Blaster Z SE)のライン入力を有効にする方法

目的

Sound Blaster Z(Model Number: SB1500)*1にて,以下の端子①は,アナログライン入力/マイク入力共用端子である.これをアナログライン入力端子として使いたかったが,その変更方法に迷ったため明記しておく.

Sound Blaster Zの端子①

名称 規格 製造会社 備考
オペレーティングシステム Windows 10 Pro 64ビット,22H2 マイクロソフト
サウンドカード Sound Blaster Z Creative メルカリで本体のみ購入(Z SEで販売されていたが……)
サウンドカード制御ソフトウェア(旧) Sound Blaster Z-Series Control Panel,2.15.04 Creative
サウンドカード制御ソフトウェア(新) Sound Blaster Command,3.5.10 Creative

結論

以下の設定において,ダイレクトモードをONにしている.

Sound Blaster Z-Series Control Panelの場合

Sound Blaster Z-Series Control Panelでは,ユーザーズガイドに記載あり

  1. Sound Blaster Z-Series Control Panel左側の一覧から,MIXERを選択する.デフォルトの状態なので,Rear Microphoneが選択されているため,Windowsサウンドの録音タブでは,Microphone表示となっている
    マイク入力が有効の状態(デフォルト)
  2. Rear Line-Inを選択すると,Windowsサウンドの録音タブにて,Line-In表示となる
    ライン入力が有効の状態

Sound Blaster Commandの場合

  1. Sound Blaster Command左側のメニューから,Mixerを選択し,Multipurpose Input Selectをクリックする.デフォルトの状態なので,Microphoneが選択されているため,Windowsサウンドの録音タブでは,Microphone表示となっている
    マイク入力が有効の状態(デフォルト)
  2. Line-Inを選択すると,Windowsサウンドの録音タブにて,Line-In表示となる
    ライン入力が有効の状態

その他

Sound Blaster Z-Series Control Panelにてサウンドカードが見つからなかった

Sound Blaster Z-Series Control Panel起動時,サウンドカードが見つからないエラーが一度発生した*2.そのエラー発生時は,以下のように右上の▼よりオーディオデバイスを明示的に選択することにより解決できる.

  1. Audio Device Selection...を選択する
    Audio Device Selection...の選択
  2. プルダウンメニューから,Sound Blaster Zを選択してOKを押す*3
    Sound Blaster Zの選択

参考サイト

  1. Sound Blaster Zのアナログライン入力 - stutterの日記
  2. Sound Blaster Z - Sound Blaster Beamformingマイクロフォン付属、Sound Blaster Zシリーズのベーシックモデル - Creative Technology (日本)
  3. Sound Blaster Z/Zx - User Guide (Japanese)

*1:Sound Blaster Z SEも同一のModel Numberであるため,おそらく同一.

*2:スクリーンショットを撮らなかったのでエラー詳細は不明.

*3:エラー発生時は,ココが空白になっていた.

Realtek HD Audio Driverをインストールする(アンインストールループから抜ける)

目的

実は1年以上前に,使用しているマザーボードRealtek HD Audio Driverを最新にしようとして無限にUninstallを繰り返すループになっていたので諦めていた.

Realtek HD Audio Driver(Ver.6.0.9373.1)へアップデート完了
今回,2024年になって,なんとかインストールできたのでその手順をまとめておく.確認環境は以下のとおり

名称 規格 製造会社 備考
オペレーティングシステム Windows 10 Pro 64ビット,22H2 マイクロソフト
マザーボード B450 AORUS M GIGABYTE Realtekオンボードオーディオ搭載
オンボードオーディオドライバー HD Audio Driver,6.0.9373.1 Realtek GIGABYTEサイトからダウンロード(2022年7月25日公開)

結論

参考サイト(ドライバインストールが進まない。実は途中でループしていた。)に従って

  1. Windows Updateの無効化
  2. バイスWindows Updateの無効化

を実施するとともに,その操作後,LANケーブルを抜いて(環境によってはWi-Fiを無効にもして),インターネット接続しないようにしてRealtekインストーラーを実行すると

  1. 既存ドライバーのアンインストール
  2. 再起動
  3. 新しいドライバーのインストール
  4. 再起動
  5. インストール完了

という手順で進む.今までは,既存ドライバーのUninstall→再起動を繰り返すのみであったが,Windows Update関連の機能により,ドライバーが補完されてしまうようである.

参考サイトに従っただけでは,Windows Updateを無効化しても再起動後に自動的に実行されてしまっていたのだが,そもそもインターネット接続がなければ実行されてもドライバーが補完されることはないのではないか,という予測の元でLANケーブルを抜いた状態でドライバーインストールを行ったところ,無事にインストール完了までたどり着けた.

Windows Updateの無効化

  1. Windowsキー+Rキーを押してファイル名を指定して実行のウィンドウにて,services.mscと入力する
    services.mscの入力
  2. サービスの中からWindows Updateを選び,スタートアップの種類から無効を選択してOKを押す
    Windows Updateの無効化

バイスWindows Updateの無効化

  1. Windowsキー+Rキーを押してファイル名を指定して実行のウィンドウにて,SystemPropertiesHardware.exeと入力する
    SystemPropertiesHardware.exeの入力
  2. システムのプロパティにて,デバイスのインストールをクリックする
    バイスのインストールをクリック
  3. バイスのインストール設定にて,いい絵を選択して,変更の保存をクリックする
    いいえを選択して変更の保存をクリック

その他

アップデート後のオンボードオーディオについて

アップデート作業において,何度もスピーカーが消えるので,PCIe接続のサウンドカードを使用した状態だったため,スピーカーの3.5mm端子に何も挿していなかった.そのため,正常にインストールできているにもかかわらずRealtek Digital Outputしかサウンドのウィンドウに表示されず*1,数回この作業を繰り返すことになった.同じことをしている方は,注意されたし!

参考サイト

  1. B450 AORUS M (rev. 1.x) サポート | マザーボード - GIGABYTE Japan
  2. ドライバインストールが進まない。実は途中でループしていた。
  3. Windows Update を無効にしてもトリガー開始される原因について | Windows10

*1:Realtek Digital Outputは,3.5mmジャックと異なり挿入状態検出がないので常に表示される

VoicemeeterでSound BlasterのASIOを使えるようにする

目的

Voicemeeter(本記事ではBananaを使用)にてSound BlasterのASIO(A1出力)が初期状態では以下のバッファーサイズが2048サンプルより大きくできないというエラーが表示されて使えないが,使えるようにできる方法を紹介する.

A1出力選択画面 エラー画面 Output Device not Working...
ASIO: Creative SBZ Series ASIO Device
Failed to Open Main Output Device (A1) Buffer size cannot be above 20480 samples.

なお,確認環境は以下のとおり

名称 規格 製造会社 備考
オペレーティングシステム Windows 10 Pro 64ビット,22H2 マイクロソフト
バーチャルオーディオミキサー Voicemeeter Banana,2.0.6.8 VB-Audio
ASIO設定ツール VB-Audio ASIO Test 32Bits,1.0.1.4 VB-Audio 32Bitsのほうを起動する
オーディオインターフェース Sound Blaster ZxR Creative ドライバーバージョンは6.0.102.78
オーディオインターフェースソフトウェア Sound Blaster Command,3.5.10.0 Creative ダイレクトモードを有効にしているが,ASIO入出力有効無効に直接は関係しない

結論

  1. Voicemeeterを終了する*1
    Shut Down Voicemeeterにより終了する
  2. VB-Audio's Forumsのある記事から,VB-Audio ASIO Testをダウンロードする
  3. 32ビット版のVBASIOTest32.exeを起動する*2
    起動するVB-Audio ASIO Test
  4. VB-Audio ASIO Test 32Bits起動後,DevicesメニューからASIO: Creative SBZ Series ASIO Deviceを選択する
    ASIOデバイス選択
  5. 選択後,ウィンドウ内に情報が表示されるため,再度,DevicesメニューからOpen ASIO Control Panelを選択する
    Open ASIO Control Panelを選択する
  6. Creative SBZ Series ASIOウィンドウが表示されるため,Latencyを50 msより小さい値に設定する
    Creative SBZ Series ASIOウィンドウ(デフォルトのLatencyは50 ms)
  7. Voicemeeterを起動してA1にASIO: Creative SBZ Series ASIO Deviceを設定すると,今度はエラーが出ずに設定できる
    A1にCreative SBZ Series ASIOが設定できる(Latencyは2 msに設定時の画面)

その他

VoicemeeterとSound BlasterシリーズのASIO

今回のSound Blaster ZxR以外にも,Sound Blaster Z SEおよびSound Blaster Digital Music Premium HDで試したときも同等のエラーが表示された*3.そのときは,使用不能と判断していたのでこの手順を試さなかったが,おそらく同様の手順で使用できるようになると思われる.

参考サイト

  1. How to fix "Failed to Open Main Output Device (A1) Buffer size cannot be above 2048 samples."? - VB-Audio's Forums
  2. ASIO Driver Tester - VB-Audio's Forums

*1:×ボタンではウィンドウを閉じるだけなので,メニューからShut Down Voicemeeterを実施する

*2:Sound Blaster ZxRのドライバーが32ビット版であることによるようである

*3:Sound Blaster Digital Music Premium HDの場合はASIOドライバー名は異なる

(WIP)OBS配信レイアウトをテキトーに考える

目的

自分のOBS配信レイアウトをまとめておく!

結論

第6世代

ゲーム画面+ゲーム画面外にコメント一覧表示+ゲーム画面外に字幕+ゲーム画面外に視聴者数表示+ゲーム画面外に配信時刻+ゲーム画面外に配信者からの一言コメント+ゲーム画面外に配信タイトル.

第5世代に変更を加えて,画面上部に配信タイトルを追加する.

レイアウト計算メモ

第5世代

ゲーム画面+ゲーム画面外にコメント一覧表示+ゲーム画面外に字幕+ゲーム画面外に視聴者数表示+ゲーム画面外に配信時刻+ゲーム画面外に配信者からの一言コメント.

第3世代の右側のコメント表示の上部に,時刻表示とTwitch・YouTubeの視聴者数を表示する.右下に,自分の一言または体組成計のスクショ(リングフィットのみ)を配置する.

第4世代

ゲーム画面+ゲーム画面外にコメント一覧表示+ゲーム画面外に字幕+ゲーム画面外に視聴者数表示.

ニコニコ動画風のコメントも画面上をやめた. (TypingLandの配信画面をのせる)

第3世代

ゲーム画面+ゲーム画面上にコメント表示+ゲーム画面外に字幕.

ゲーム画面を左上に縮小して,字幕はゲーム画面に被らないように変更.右側には各配信サイトのコメントを表示する.ニコニコ動画風のコメントも画面上に流している.

4:3画面(アスペクト比固定)にゲーム画面に被せない字幕と配信例 4:3画面(引き延ばし)にゲーム画面に被せない字幕と配信例
youtube.com youtube.com

第2世代

ゲーム画面+ゲーム画面上にコメント表示+ゲーム画面上に字幕.

第1世代の画面の左下に,2つの言語または3つの言語字幕を入れて,ゲーム画面にコメントを表示する.ニコニコ動画風のコメントも画面上に流している.

赤い縁文字字幕と配信例
youtube.com

第1世代

ゲーム画面のみ.

1080pこと1920x1080にゲーム画面いっぱい.だれもがみんな最初はこれだと思う.

16:9なら単純に画面いっぱいにゲーム画面,4:3の場合は,アスペクト比固定なら左右に黒帯を入れて画面いっぱい,アスペクト比を変更してもよいなら画面を引き延ばす.

16:9画面と配信例 4:3画面と配信例
youtube.com youtube.com

e2studioのRenesas Viewsからメモリー使用量とスタック解析が表示されない問題を解消する

目的

RL78マイコンをe2studioの環境で開発しているが,自分の環境だけメモリー使用量とスタック解析メニューが表示されなかった.その解決方法と原因を記載する.

対応前(表示されない) 対応後(表示される)

なお,確認環境は以下のとおり

名称 規格 製造会社 備考
オペレーティングシステム Windows 10 Pro 64ビット,バージョン22H2 マイクロソフト
開発環境 e2studio,2023-07 ルネサスエレクトロニクス
コンパイラ CC-RL 1.12.01 ルネサスエレクトロニクス

結論

e2studioのインストール時にLite Install (Recommended)でインストールしてしまったために,メモリー使用量とスタック解析のためのソフトウェア

  • Renesas e2 studio Memory Usage View

がインストールされず,e2studioのインストール詳細のインストールされたソフトウェアの中に入っていなかったことによる.

対応前(リストにない) 対応後(リストにある)

対策方法(のひとつ)は,再度インストーラーを起動し,修復としてインストール作業を実施する.

インストール過程におけるカスタマイズ機能において,チェックが入っていないRenesas e2 studio Memory Usage Viewにチェックを入れて,インストールを実施することで,インストール後にメモリー使用量およびスタック解析が表示できるようになる.

カスタマイズ機能工程でチェックを入れる項目

その他

委託先ではふつうに表示できると言われ,e2studioのチュートリアルではそもそも表示されているチュートリアルで,何が不足しているのか判断に迷っていたが,再インストールすればなんとかなるのではという推測の元たどり着いた結論である.Recommendedは信用してはいけない.

(WIP)ピンクノイズを生成して電子ホタルを実現する

目的

15年前くらいに,ホタルの点滅揺らぎ再現をPICマイコン固定の配列データでPWM点灯させたことがあった(以下,動画参照)が,あれはもっと「ランダムに」できないものかと思い立ち,調べてみている.

youtu.be

マイコンを使わずにできるのでは?

結論

TBD

その他

ノイズ生成について

ホワイトノイズをトランジスターやツェナーダイオードで生成して,フィルターを通すことでピンクノイズにする回路例がある.

ノイズ≒発振させるので,3.3Vや5Vではノイズ生成が安定しないようで,少なくとも9V,できれば12V電源のほうが安定するようである.海外の回路図例を見ても12V以上のものが多い.

9Vの電源と言えば,006P電池とそのバッテリースナップで実現できる.一方,12Vの電源としては,A23Sと呼ばれる電池とそのバッテリーボックスで実現できそう.

参考サイト

  1. ホワイトノイズ回路|トランジスタ、オペアンプ、ツェナーダイオードで作る3つの方法
  2. ピンクノイズ回路|ホワイトノイズとラグ・リードフィルタで作る